無料のおすすめガントチャート15選!選ぶ時のポイントも紹介

ガントチャートを作成すれば、タスクごとに誰が・何を・いつまでにやるべきかをひと目で把握できるため、プロジェクト全体の進捗状況を正確に管理できます。しかし、専用ツールを導入する際に、「初期費用はいくらかかるか」や「運用コストが多くかかりそう」という不安を感じる方も少なくありません。

本記事では、無料でガントチャートを作る手法やメリット・デメリット、無料と有料の違い、ガントチャートを選ぶ際のポイントなどを解説します。無料で利用できるガントチャートや、無料トライアルを用意しているツールも紹介しますのでぜひ参考にしてください。

無料でガントチャートを作る2つの方法

コストを発生させずにガントチャートを業務に導入したい場合、エクセルのような表計算ソフトを活用する方法と、インターネット上で提供されている専用の管理システムを導入する方法があります。

まずはそれぞれの方法を把握し、プロジェクトの規模や参加するメンバーのITリテラシー、自社の現在の管理体制などにはどちらが適しているかを検討することが大切です。

無料での作成は手軽である反面、データの共有範囲や自動化の度合いに制約が生まれやすい傾向があるため、目先の利便性だけでなく、中長期的な運用の持続性も視野に入れて、自社に適したツールを選択しましょう。

1.エクセル

1つ目は、多くの企業で標準的に導入されている表計算ソフトを利用して、独自にスケジュール表を組み立てる方法です。セルを日付に見立てて色を塗ったり、標準のグラフ機能を応用したりすることで、コストをかけずにタイムラインを構築できます。

日常の実務で使い慣れているソフトをそのまま使えるため、新しいソフトウェアを覚える手間がなく、導入の心理的ハードルも低い点が特徴です。

エクセルによる手動の枠組み作りは、タスクの追加や日程変更が発生した際の修正作業が煩雑になりがちです。変更頻度が高いプロジェクトでは、メンテナンスに要する工数が増大する可能性があるため、他ツールの導入や、インターネット上で配布されている無料のテンプレート活用なども検討しましょう。

エクセルを使用するメリット

エクセルで工程表を運用するメリットは、ライセンス費用が実質的にゼロである点や、自由にカスタマイズできる点です。自社特有の管理項目や、独自の集計数式に合わせてフォーマットを書き換えることができます。

また、作成したファイルをメールに添付したり、社内の共有サーバーに格納したりするだけで、関係者への共有が完結します。特別なアカウント登録や外部ネットワークへの接続を必要としないため、社内の情報セキュリティ規定が厳しい組織であっても、比較的スムーズに運用を開始できます。

エクセルを使用するデメリット

エクセルのデメリットは、複数人によるリアルタイムの同時編集や、データの整合性を維持することが難しい点です。同じファイルを同時に更新しようとすると、変更内容が衝突してデータが破損したり、どれが最新の計画書であるか分からなくなる可能性があります。

さらに、数式やマクロを組み込んだガントチャートは、作成者以外のメンバーが修正できなくなる属人化のリスクが発生します。そのため、数式の変更手順や記述ルールは事前にチーム内で共有しておきましょう。

また、エクセルのガントチャートでは、タスクの開始日を変更しても、連動する後続タスクのスケジュールは自動的に再計算されません。そのため、すべての棒グラフを手作業で修正しなければならず、管理者の大きな負担となります。

スマートフォンの画面からは閲覧や編集がしづらい点も、現代のビジネスにおいて不便さを感じる要因と言えるでしょう。

上記のような点から、エクセルのガントチャートは、多人数が関わる大規模なプロジェクトや、在宅勤務が交差するリモート環境には適しません。大人数やリモートのプロジェクトには、同時編集が可能なクラウドインフラなどのほうが向いているといえます。

2.プロジェクト管理ツール

2つ目の方法は、ガントチャートの作成やタスク管理ができるクラウドサービス、ソフトウェアなどの無料プランを利用することです。インターネットのブラウザ経由でアクセスし、専用の入力フォームにタスクと期間を設定するだけで、整ったガントチャートを作成することができます。

スケジュール同士の依存関係を線で結ぶことで、1つの作業が遅れた場合に、全体の納期へどのような影響が及ぶかをシステムが自動で計算して画面に反映します。情報のアップデート作業が効率化される点が、専用システムならではの特徴です。

専用ツールは直感的な操作ができる反面、無料プランでは利用人数や登録できるプロジェクトの総数に上限が設けられているケースがあります。ツールの導入前に、無料の枠組みで自社のチーム全員をカバーできるかを精査しておきましょう。

プロジェクト管理ツールを使用するメリット

プロジェクト管理ツールを導入するメリットは、データのリアルタイム性と強固な共有基盤にあります。クラウド上の同一データベースにアクセスするため、複数のメンバーが同時にタスクを更新してもデータが競合せず、常に最新の進行状況をチーム全員がブラウザ上で共有可能です。

また、多くのツールにはスマートフォンの専用アプリが用意されており、外出先や現場からでも簡単に進捗の確認や更新が行えます。デザインも洗練されており、ドラッグ&ドロップで直感的に期間を変更できるため、マニュアルを読み込まなくても直感的に使いこなすことが可能です。

プロジェクト管理ツールを導入すれば、これまで会議での口頭確認やメール報告に費やしていた時間を削減できます。進捗報告をシステムに集約する運用ルールを徹底し、会議の効率化へと繋げてください。

プロジェクト管理ツールを使用するデメリット

プロジェクト管理ツールにおけるデメリットは、無料プランの範囲内では高度な分析機能やカスタマイズが制限されている点です。例えば、ガントチャートの表示自体はできても、エクスポート(印刷・PDF化)が有料プランでしか許可されていない場合もあります。

また、自社独自の特殊な業務フローに合わせた画面の書き換えが難しく、ベンダーが提供する標準のフレームワークに自社の仕事の進め方を合わせなければならないケースもあります。英語表記のみの海外製品も多く、英語環境に抵抗があるメンバーがいる場合は定着に時間を要する点もデメリットです。

なお、プロジェクト管理ツールの仕様が自社のセキュリティ要件(二段階認証の有無やIPアドレス制限など)を満たしているか、事前に情報システム部門と連携して確認を怠らないでください。無料ツールとはいえ、社内の機密情報を扱うリスク管理は必須です。

無料で使えるガントチャートツール一覧表

ガントチャート機能を搭載したツールは、以下のような種類があります。自社の規模や用途に合うツールを見つけるための比較材料として活用してください。

ツール名無料プランの主な特徴アカウント数・容量の上限
Brabio!ガントチャート作成に特化したツール。初心者でも直感的にタイムラインを描画可能。5人まで永続無料。ストレージ容量50MB。
Jootoカンバン方式とガントチャートを標準装備しているツール。視覚的なタスク管理がしやすい。1人まで無料。1ファイルの上限10MB。
Notion自由なデータベース設計が可能。タイムラインビューでガント表示に対応している。個人利用は無料。チーム共有は一部制限あり。
Lychee Redmine高度な工程管理機能を備えた日本製のツール。無料トライアルを提供している。無料トライアル期間は、ユーザー数無制限で利用可能。
ClickUp多機能な海外製ツール。無料枠で簡易的なガント表示が可能。ユーザー数無制限。ストレージ100MBまで。
Wrikeエンタープライズ向けの管理設計のツール。無料版で基本のタスク管理に対応している。ユーザー数制限あり。簡易表示のみ対応。
Trelloカンバン特化型だが、外部拡張機能(Power-Up)連携でチャート化可能。ユーザー数無制限。ワークスペースあたり10ボード。
Asana洗練されたUI。無料プランではリスト・ボードでのガントチャート運用が中心となる。最大10人まで共有可能。基本機能限定。
Redmineオープンソースのソフトウェア。自社サーバーに構築すれば完全無料で利用可能。ユーザー数・プロジェクト数ともに無制限。
みんなでガント.comブラウザ上で即座にガントチャートを作成して共有できる国産サービス。15日間の無料トライアル、または一部機能制限での利用。
GantterGoogleドライブとシームレスに連携可能。Webベースでガントチャートを作成できるツール。期間限定の無料利用、またはアドオン連携。
がんすけカレンダー内にバーを配置するWindows専用のデスクトップフリーソフト。個人PCへのダウンロードで完全無料。人数制限なし。
GoogleスプレッドシートGoogleが提供する表計算ソフト。クラウド上での同時編集と共有が完全無料。アカウント数無制限。Googleドライブの容量依存。

上記の一覧表は、ベンダーの規約改定によって内容が一部変更される場合があります。ガントチャートツールを選ぶ際は、公式サイトで最新の料金プランをチェックしましょう。

無料のガントチャートを選ぶ時のポイント

数多くの無料ツールやソフトの中から、自社の業務に適したシステムを絞り込むためには、いくつかの重要な評価軸が存在します。以下の5つの視点を持って選定を進めることで、導入後のミスマッチや運用の形骸化を未然に防ぐことができます。

1. 利用可能なユーザー数とチーム規模

まず確認すべきは、無料プランで許可されている最大のアカウント数です。ツールによって、3人から10人程度までと上限が厳しく定められているケースが多く、これを超えてメンバーを招待しようとすると、強制的に有料プランへのアップグレードを求められます。

現在のプロジェクトに参加する人数だけでなく、将来的に他部署のスタッフや外部のパートナー会社が加わる可能性があるかを見極め、チーム全体の規模に余裕を持ったツールを選ぶことが大切です。

1つの共有アカウントを複数人で使い回すと、誰がタスクを更新したのかという履歴が残らなくなるため、アカウントの運用ルールを統一しておきましょう。

2. ガントチャートの操作性と編集のしやすさ

ITツールの導入において、現場のメンバーがストレスなく操作できるかが重要なポイントです。タスクの期間を変更する際、日付をキーボードで手入力しなければならないシステムよりも、マウスのドラッグ&ドロップだけで直感的にバーを伸縮できるものの方が現場に定着しやすくなります。

操作が複雑で分かりにくいツールは、次第に現場の報告が滞るようになり、最終的には管理者しか見ない形骸化したチャートになってしまいます。

ツールの選定担当者だけで決めるのではなく、実際に毎日データを更新する現場のスタッフ2〜3名に無料版をテスト利用してもらい、操作性に関する率直なフィードバックを回収するプロセスを挟むことが大切です。

3. 外部ツールとの連携性

日常の実務において、すでにビジネスチャット(SlackやTeamsなど)や、カレンダーシステムを使用している企業は多くあります。そのため、ガントチャート側のタスクの納期が変更された際、普段使っているチャットツールへ自動で通知が飛んだり、個人のカレンダーへ反映されたりする連携機能の有無を確認してください。

外部システムとのデータ連携がスムーズであれば、わざわざ進捗を確認するために専用ツールを開く手間が省け、情報の見落としによる納期の遅延を削減できるためです。

外部連携の多くは、「有料プラン限定」の高度な機能として設定されています。無料プランの範囲内で、どのアプリケーションとどこまで自動で繋がることができるかを事前に仕様書で確認してください。

4. データ容量やプロジェクト数の上限

無料プランでは、蓄積できるデータの総容量や、作成できるプロジェクトの個数に制限がかけられていることが一般的です。テキストベースのスケジュール管理だけであれば容量を消費しにくいですが、デザインデータや詳細なエクセルファイルをタスクに頻繁に添付する業務の場合、数ヶ月の運用ですぐに容量上限に達してしまいます。

また、同時に進行できるプロジェクトが3つまでに制限されているツールでは、複数の案件を並行して回す受託型のビジネスには対応できません。

容量制限に達した場合、新しいファイルのアップロードやタスクの追加ができなくなるため、月間で消費する平均的なデータ量をあらかじめ試算しておくことが重要です。

5. 有料プラン移行時のコスト

プロジェクトの拡大や組織への全社展開に伴い、将来的には無料の枠組みを超えて有料プランへ移行するフェーズが訪れる可能性があります。その際、「1ユーザーあたり月額いくら発生するのか」という課金体系を事前に精査しておく必要があります。

無料の気軽さだけでツールを選んで運用を始めてしまうと、いざ有料化する段階になって見積もりが予算を大幅に超過し、他のシステムへデータを手作業で移行し直すという無駄が発生しかねません。

有料プランの費用対効果を経営層へ説明できるように、無料運用の段階から「このツールによってどれだけ業務時間が削減されたか」を定量的に記録しておくことをおすすめします。

無料のおすすめガントチャート13選

ここでは、無料プランを用意しているガントチャートツールについて、それぞれの特徴や料金体系などを紹介します。

※プランごとに搭載機能が異なり、仕様変更によって使用できる機能が更新されるため、「無料プランでガントチャート機能を使えるかどうか」は公式HPで確認してください。

Brabio!

Brabio!は、「ガントチャートを作るのがとにかく速い」をコンセプトに開発された、初心者向けの国産プロジェクト管理ツールです。エクセルと同じような操作性で、数クリックでタイムラインを組み立てることができます。

メンバーの稼働状況を把握できる「つぶやき機能」や、プロジェクトの進捗度をパーセンテージで自動集計するレポート機能など、小規模なチーム運営に必要な要素がシンプルにまとまっています。

項目詳細情報
ツール名Brabio!(ブラビオ)
無料プランの費用0円(ユーザー数5人まで)
主な有料プラン費用エントリープラン:月額3,300円〜(10ユーザー〜)
公式HPのURLhttps://brabio.jp/

Brabio!は、5人以下のチームであればすべての機能を永続的に無料で使い続けることができます。本格的なツール導入の前の、最初のテスト環境としておすすめです。

Jooto

Jootoは、付箋を貼るような感覚でタスクを管理する「カンバンボード」と、スケジュールの期間を可視化する「ガントチャート」をワンクリックで切り替えられるツールです。

画面構成がシンプルでわかりやすく、ITツールの扱いに不慣れな現場であっても直感的に操作できます。タスクごとにコメントやファイルを残せるため、情報の一元管理に適しています。

項目詳細情報
ツール名Jooto(ジョートー)
無料プランの費用0円(ユーザー数1人まで)
主な有料プラン費用スタンダードプラン:1ユーザーあたり月額550円〜
公式HPのURLhttps://www.jooto.com/

Jootoの無料プランは、1ファイルあたりのアップロード容量が10MBに制限されています。高解像度の画像や重いドキュメントを共有する場合は、容量管理に注意してください。

Notion

Notionは、ドキュメント作成、社内Wiki、タスク管理を1つの画面に集約できるオールインワンのワークスペースです。データベース機能を活用し、表示形式としてタイムライン(ガントチャート)を選択できます。

タスクの期間をマウスで伸縮できるのはもちろん、タスクカードの内部に膨大なマニュアルや議事録を自由に書き込めるなど、カスタマイズ性の高さが強みです。

項目詳細情報
ツール名Notion(ノーション)
無料プランの費用0円(個人利用無制限、ゲスト招待可能)
主な有料プラン費用プラス:1ユーザーあたり月額10ドル〜
公式HPのURLhttps://www.notion.so/ja-jp

Notionは自由度が高いため、明確な入力ルールを決めずに使い始めると、ページ構造が乱雑になります。導入時に社内共通のテンプレートを定義することが運用のコツです。

Lychee Redmine

Lychee Redmineは、オープンソースのRedmineをベースに、日本のビジネス習慣に合わせてガントチャートの操作性を強化した国産のシステムです。主に、製造業やIT企業で活用されています。

無料プランではガントチャート機能を使えないものの、期間制限なしで最大10ユーザーまで利用でき、ドラッグ&ドロップによる直感的なスケジュール変更や、タスク同士の依存関係の設定といった基本機能を搭載しています。

項目詳細情報
ツール名Lychee Redmine(ライチレッドマイン)
無料プランの費用0円(ユーザー数10人まで、基本機能を利用可能)
主な有料プラン費用スタンダード:1ユーザーあたり月額990円〜
公式HPのURLhttps://lychee-redmine.jp/

Lychee Redmineの有料プランに移行することで、工数管理やリソースマネジメント、収支管理といった高度な経営シミュレーション機能が解放される拡張性の高さが魅力です。

ClickUp

ClickUpは、世界中で急速にシェアを拡大している多機能なタスク管理プラットフォームです。「すべてのアプリを1つに集約する」というコンセプト通り、ガントビュー、カンバン、リストなど多種多様な表示が可能です。

無料プラン(Free Forever)の充実度が高く、ユーザー数無制限でプロジェクトを管理できます。タスク同士の紐付けや進捗の自動計算など、高度なシステム設計を利用できます。

項目詳細情報
ツール名ClickUp(クリックアップ)
無料プランの費用0円(ユーザー数無制限、一部機能に回数制限あり)
主な有料プラン費用Unlimited:1ユーザーあたり月額7ドル〜
公式HPのURLhttps://clickup.com/

ClickUpは多機能である反面、管理画面の設定項目が多く、システム管理の初心者には難解に感じられる箇所があります。まずはスモールスタートで機能を絞って使うとよいでしょう。

Wrike

Wrikeは、組織のワークフローを効率化し、チームの生産性を高めるためのエンタープライズ向けプロジェクト管理ツールです。業務プロセスの可視化から、リソースの負荷調整まで、複雑な大規模プロジェクトに対応できる設計になっています。

無料プランでは、基本的なタスクのリスト管理やカンバン表示などの機能を利用できます。詳細なタイムライン(ガントチャート)を活用するためには、上位プランへのアップグレードが必要です。

項目詳細情報
ツール名Wrike(ライク)
無料プランの費用0円(基本タスク管理、ユーザー数制限あり)
主な有料プラン費用Team:1ユーザーあたり月額10ドル〜
公式HPのURLhttps://www.wrike.com/ja/

Wrikeはセキュリティ水準が高く、世界的な大企業でも導入されています。自社の厳しいコンプライアンスをクリアしつつ、将来的に全社展開を目指す組織に適しています。

Trello

Trelloは、カードをドラッグ&ドロップして直感的に進捗を切り替えられる、カンバン方式のタスク管理ツールです。

無料プランにはガントチャート画面はありませんが、「Power-Up」と呼ばれる外部拡張機能(Planywayなど)を連携させることで、カンバンデータをそのまま美しいガントチャートへ変換して表示することが可能です。

項目詳細情報
ツール名Trello(トレロ)
無料プランの費用0円(ボード数最大10個、ユーザー数無制限)
主な有料プラン費用Standard:1ユーザーあたり月額5ドル〜
公式HPのURLhttps://trello.com/ja

Trelloはシンプルさに特化しているため、複数のプロジェクトをまたいだ詳細なクロス集計や、予算の予実管理といった複雑なマネジメントには不向きです。単一チームの進行管理に限定して活用してください。

Asana

Asanaは、洗練されたインターフェースを持ち、グローバル企業で高い導入実績を誇るワークマネジメントツールです。誰が・何を・いつまでに実行するのかをクリアにすることを目指した設計です。

無料プラン(Personal)では、最大10人までのメンバーと基本タスクを共有できます。標準のタイムライン(ガントチャート)ビューは有料ですが、外部のGoogleカレンダー等と連携させることで、納期の視覚化を補うことができます。

項目詳細情報
ツール名Asana(アサナ)
無料プランの費用0円 / 最大10ユーザーまで
主な有料プラン費用Starter:1ユーザーあたり月額1,200円〜
公式HPのURLhttps://asana.com/ja

Asanaは、チームの足並みを揃えるコミュニケーション機能に強みがあります。タスクの遅延が発生した際、カードをもとに理由を議論する文化を現場に根付かせることで効果を発揮します。

Redmine

Redmineは、世界中で長年にわたり利用されている、オープンソース(OSS)のプロジェクト管理ソフトウェアです。プログラム自体が無料で公開されているため、自社で用意したサーバーにインストールすれば、期間・人数・容量の制限を一切受けず、完全無料で運用できます。

標準機能として堅牢なガントチャート出力を備えており、バグトラッキングやチケット駆動開発と呼ばれる、ITエンジニアリングの現場に適したプロセス管理が可能です。

項目詳細情報
ツール名Redmine(レッドマイン)
無料プランの費用完全無料(オープンソースソフトウェア)
主な有料プラン費用自社運用の場合はサーバー維持費のみ(クラウド版は別ベンダー提供)
公式HPのURLhttps://redmine.jp/

Redmineを無料で運用するためには、サーバーの構築、セキュリティ対策、システムのアップデートなどをすべて自社のIT部門の人的リソースで賄う必要があります。社内に技術者が確保されているか確認してください。

みんなでガント.com

みんなでガント.comは、会員登録なしでもブラウザを開いてすぐにガントチャート作成を始められる、国産のWebサービスです。

作成したチャートごとに固有のURLとパスワードが発行され、その情報をチームメンバーに共有するだけで、複数人での同時編集が可能になります。面倒なアカウント管理や設定の手間をなるべく省きたい場合に適しています。

項目詳細情報
ツール名みんなでガント.com
無料プランの費用0円(機能制限、または15日間の試用)
主な有料プラン費用トライアル:月額1,800円〜(チーム定額制)
公式HPのURLhttps://www.minna-de-gantt.com/

みんなでガント.comは手軽である反面、タスクに詳細な指示ドキュメントを埋め込んだり、高度な権限設定を行ったりすることはできません。短期間の突発的なプロジェクトのスケジュール共有に向いています。

Gantter

Gantterは、Googleワークスペース(旧G Suite)と統合された、Webベースの高度なガントチャート作成ツールです。画面構成が「Microsoft Project」に類似しており、プロ仕様の工程設計が可能です。

Googleドライブ上に直接プロジェクトファイルを保存できるため、使い慣れたGoogleアカウントの権限管理をそのまま適用して、チームメンバーとリアルタイムにチャートを共同編集できます。

項目詳細情報
ツール名Gantter(ガンター)
無料プランの費用期間限定無料(Google連携によるアドオン利用)
主な有料プラン費用1ユーザーあたり月額9.95ドル〜
公式HPのURLhttps://gantter.com/

Gantterは、リソースの負荷計算やクリティカルパスの自動算出など、無料枠でありながら本格的な機能を持っています。建設業や大型のITインフラ構築など、工程の依存関係が複雑な実務を管理する際に適しています。

がんすけ

がんすけは、長年にわたり個人ビジネスや現場の職人に愛用されている、Windows専用のデスクトップ型フリーソフトウェアです。インターネットに接続せず、個人のPC上で独立して動作します。

カレンダーの画面上に、マウス操作で見やすい色のバーを配置していくだけで、直感的にスケジュール表を組み立てることができます。データはXML形式でローカルに保存され、動作が軽いことが特徴です。

項目詳細情報
ツール名がんすけ
無料プランの費用完全無料(フリーソフト)
主な有料プラン費用なし(機能拡張版の「がんすけ2」はシェアウェア:2,200円)
公式HPのURLhttp://www.gansuke.com/

がんすけはローカルアプリであるため、複数のメンバーが同時にインターネット経由で書き換えるようなリアルタイム共有はできません。あくまで「個人での作業計画の整理」や「印刷用の工程表作成」として割り切って使用してください。

Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートは、Googleが提供する完全無料のクラウド型表計算システムです。エクセルとほぼ同等の数式や条件付き書式を利用でき、インターネットブラウザ上で動作します。

何十人であっても同時に同じ画面を開いて、1文字単位でリアルタイムに編集を同期できる点が強みです。公式から「ガントチャートのテンプレート」が最初から用意されており、タスク名と日付を入れるだけで、簡易的なタイムラインが生成されます。

項目詳細情報
ツール名Googleスプレッドシート
無料プランの費用完全無料(Googleアカウントがあれば誰でも利用可能)
主な有料プラン費用なし(ビジネス向けのGoogle Workspaceは別途有料プランあり)
公式HPのURLhttps://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/

Googleスプレッドシートは汎用的な表計算ソフトであるため、タスクの階層構造(親子関係)が深くなったり、タスク数が数百件を超えたりすると、画面のスクロールやセル管理の動作が重くなります。案件の規模が大きくなったら、専用システムへの移行のサインです。

無料トライアルがあるガントチャート

ガントチャート機能を搭載したツールの中には、無料トライアルを用意している場合があるため、本格的に導入する前にお試しで利用することができます。

※プランごとに使える機能が異なるため、「ガントチャート機能を使えるプラン」の無料トライアルを利用するようにしましょう。

Backlog

Backlogは、日本国内で開発されたプロジェクト管理ツールです。IT業界だけでなく、製造業やデザイン事務所などの幅広いビジネスシーンで導入されており、有料プランには「30日間の無料トライアル」が用意されています。

課題管理システムとガントチャートが美しく連動しており、現場がタスクの進捗ステータスを「完了」に変更すると、チャート側のバーの色も自動で変わり、全体の進捗率がリアルタイムに集計されます。

項目詳細情報
ツール名Backlog(バックログ)
無料プランの費用30日間の無料トライアルあり(一部機能を制限した永続無料版も存在)
主な有料プラン費用スタータープラン:月額2,970円 / 定額制(ユーザー数30人まで)
公式HPのURLhttps://backlog.com/ja/

Backlogの有料課金は、アカウント数による従量制ではなく、プロジェクト数やストレージ容量に応じた「定額制」を採用しています。そのため、参加するメンバーの人数が多い組織ほど、1人あたりのコストを抑えることが可能です。

monday.com

monday.comは、イスラエル発の洗練されたデザインを持つ、次世代型のワークマネジメントプラットフォームです。すべての機能がカラーコード化されており、誰のどの業務が滞っているかをビジュアルで直感的に察知できます。

14日間の無料トライアル期間中、高度なタイムライン(ガントチャート)ビューや、実務手順を自動化するワークフロー設定、各種外部アプリケーションとの自動連携システムを制限なくテストすることができます。

項目詳細情報
ツール名monday.com(マンデードットコム)
無料プランの費用14日間の無料トライアルあり(個人向けの限定無料プランあり)
主な有料プラン費用ベーシック:1ユーザーあたり月額1,430円〜
公式HPのURLhttps://monday.com/lang/ja/mobilehpteams

monday.comは、ノーコードツールのように、管理画面の列や行を自社の実務習慣に合わせて自在にカスタマイズできます。海外製のシステムですが、日本語サポート体制も充実してきており、運用のしやすさが評価されています。

無料と有料の違い

ガントチャートにおける無料プランと有料プランの違いは、蓄積したデータを「経営判断やリソース適正化の原資として活用できるか」という管理レベルの差にあります。

無料プランの多くは、個人のタスク整理や、現場レベルでのスケジュールの進行状況を視覚化すること(ToDoの確認)を目的に設計されています。そのため、参加人数が数名に制限されていたり、過去のプロジェクト履歴の保存期間に上限が設けられます。

有料プランに移行すると、全社的なユーザーの統合管理が可能になるだけでなく、複数のプロジェクトを横断して「誰が・今・どれくらい過密なスケジュールを抱えているか」というチーム全体の稼働状況を分析するレポート機能が解放されます。

さらに、タスクに紐付いた正確な作業時間(工数)を集計し、プロジェクトごとの労務費や人件費の予実原価をリアルタイムに自動計算する高度な損益管理システムも、有料プランならではの特徴です。

ガントチャートの運用でよくある悩みと対策

ガントチャートを現場に導入したものの、期待したような効果が出ないケースも少なくありません。よくある2つの代表的な悩みと、それに対する実践的な解決策を解説します。

1つ目の悩みは、「最初の計画を作るだけで満足してしまい、日々の更新が滞ってデータが形骸化する」という問題です。これは、ガントチャートの入力や編集の手続きが複雑すぎたり、現場のスタッフにとって進捗報告作業そのものが負担になっていることが原因です。月末にまとめて適当な実績が入力されるようでは、データの信頼性は失われます。

対策として、ドラッグ&ドロップで数秒で進捗が切り替えられるような操作性の高い専用システムを選定することが大切です。また、「毎朝の5分間で各自のタスクのステータスを最新にする」という運用ルーティンを組織のルールとして徹底しましょう。

2つ目の悩みは、「スケジュールはガントチャートで把握できているのに、実際には誰がどのタスクにどれだけの時間(工数)を消費しているか分からず、結果としてプロジェクトが赤字化する」という、コスト管理の不透明さです。

納期を守るために人員を大量に投入した結果、売上に対して人件費が大幅に上回り、プロジェクトが終了した段階で初めて大赤字であったことが発覚する事例も多くあります。

コスト管理への対策は、進捗管理と工数管理(時間実績の記録)をシステム上で一体化させることです。メンバーが毎日、どのタスクに何時間使ったかを正確に記録し、それを単価と掛け合わせて、予算消化率を週次でモニタリングする体制を構築しましょう。

ガントチャートは、スケジュールの遅れを検知したタイミングで、リソース(人員や予算)の再配置を論理的に実行できるため、数字に基づいた経営改善を行うために、時間データの収集を優先的に考えてください。

プロジェクト管理を行うならクラウドログ

無料ツールの機能制限や、手動入力に伴うデータの形骸化という課題を解決したい場合、工数管理・プロジェクト管理ツール「クラウドログ」の導入が有効です。

クラウドログは、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーといった日常的に使用しているインフラとシームレスに連携しており、カレンダー上の予定を画面上でドラッグ&ドロップするだけで、日々の工数入力が完了します。操作しやすい直感的なUIにより、現場のスタッフにストレスを与えることなく、正確な進捗と時間データを蓄積できます。

また、メンバーごとに単価を設定しておくことで、投入された工数から労務費(工数原価)を自動的に計算することも可能です。プロジェクトごとの予算消化率や、収支の状況がガントチャート等でリアルタイムに可視化されるため、赤字案件の兆候を早期に発見し、手遅れになる前に人員配置の変更やスコープの調整といった対応ができます。

さらに、主要な勤怠管理ツールとの自動連携により、実労働時間と工数入力時間の乖離をチェックできます。内部統制の強化やソフトウェア制作費の資産計上に必要な、信頼性の高いエビデンスデータも抽出できるため、管理部門の負担を軽減します。

クラウドログでは、高度なマネジメント機能をじっくりと検証できる「無料トライアル」を提供しています。まずは、以下のリンクから詳細な導入資料のダウンロード、または無料トライアルを申し込むことでツールの使用感をチェックしてみましょう。

クラウドログの資料請求はこちら

無料トライアルのお申し込みはこちら

まとめ

無料のガントチャートツールを活用すれば、プロジェクト全体のスケジュールを可視化し、チームのタスクの抜け漏れを防ぐことができます。クラウド型やオープンソース、Windowsのフリーソフトなど、自社のセキュリティ規定やチームの規模に合わせたシステムを選ぶことで、初期投資のリスクを抑えて運用を始めることが可能です。

しかし、プロジェクトの数が増え、組織が成長するフェーズに達すると、無料ツールの機能制限や、手動入力に伴うデータの不透明さという限界に直面することになります。納期を眺めるだけの管理ツールでは、特定のメンバーへの業務集中や、見えない人件費の高騰による赤字化を防ぐことはできません。

企業の利益向上と現場の生産性向上を同時に達成するためには、スケジュールの進行と同時に工数原価(コスト)をリアルタイムに連動する専門システムの活用が不可欠です。この機会に、クラウドログの無料トライアルを活用してみてはいかがでしょうか。

クラウドログのサービス資料をダウンロード

この資料では、工数管理・プロジェクト管理ツール「クラウドログ」について、基本機能や事例などをわかりやすくご紹介しています。
ご興味をお持ちいただけましたら、まずはこちらの資料をご覧くださいませ。

クラウドログ編集部
監修:クラウドログ編集部

クラウドログ編集部です。工数管理・プロジェクト管理を軸に、企業の生産性向上を支援する最新情報をお届けします。属人化の解消やコスト可視化など、働き方改革に不可欠なテーマを、専門的な視点から分かりやすく解説します。

まずはこちらからお問い合わせください

ガントチャートの関連コラム

ガントチャートの新着コラム

まずは資料ダウンロード、無料トライアルからお試しください

無料3分でわかるクラウドログ!

まずは資料請求

その他ご質問・ご相談はこちらから

3分で分るクラウドログ まずは資料請求