第1条(利用規約の目的及び適用)
- クラウドログAI機能 利用約款(以下「本約款」という)は、株式会社クラウドワークス(以下「当社」という)がクラウドログサービス(以下「本サービス」という)を通じて提供するAI機能(以下「本AI機能」といい、第2条にて定義する)の利用条件を定めるものです。
- 契約者は、本約款に同意した上で本AI機能を利用するものとし、本AI機能の利用にあたっては本約款を遵守するものとします。なお、契約者における1ユーザーが本約款に同意のうえ本AI機能を利用した場合、契約者として本約款に同意して本AI機能を利用したものとみなします。
- 契約者による本AI機能の利用にあたっては、本約款及び本サービス利用約款が適用されます。なお、本約款と本サービス利用約款の条項が異なる場合は、別段の定めがない限り、本約款の条項が優先されるものとします。
第2条(定義)
本約款における用語の定義は以下のとおりとします。本条に定めるもの以外の用語の定義については、本サービス利用約款に従うものとします。
- 「本AI機能」:当社が本約款に従って契約者に提供する、本サービス上で収集したデータをもとに生成AIサービスを通じて様々な出力を提供する機能の総称をいいます。
- 「契約者」:当社との間で本サービスの利用契約を締結した法人又は個人をいいます。
- 「ユーザー」:契約者に所属し、本サービスを実際に利用する者をいいます。
- 「入力情報」:本AI機能の利用にあたり、契約者が本サービス上にて設定・入力した情報(秘密情報及び個人情報を含みます)の総称をいいます。
- 「出力情報」:本AI機能の利用により、生成AIサービスを通じて出力された情報の総称をいいます。
第3条(情報の取り扱い)
契約者は、当社が以下の定めに従い情報を取り扱うことについてあらかじめ承諾するものとします。
- 当社は、本AI機能の提供のため入力情報を利用します。但し、当該情報はAI学習には一切使用いたしません。
- 当社は、秘密情報及び個人情報を当社個人情報保護方針に従い適切に取り扱います。
第4条(本AI機能の利用)
本AI機能にはMicrosoft社の提供するAzure Open AI(海外リージョン)を利用します。契約者は、Azure Open AIの利用条件に同意した上で本AI機能を利用するものとします。当該生成AIサービス又はその利用条件が変更された場合において、変更後に契約者における1ユーザーが本AI機能を利用したときは、契約者として変更後の生成AIサービス又はその利用条件に同意のうえ本AI機能を利用したものとみなします。
第5条(免責)
- 契約者は、出力情報に誤った情報や偏った内容その他不適切な内容等が含まれる可能性があることをあらかじめ承諾するものとします。また、出力情報は当社の見解を反映するものではなく、当社は、出力情報について、その正確性・真実性・最新性・有用性・権利の不侵害等を含めて一切の保証をいたしません。
- 契約者は自らの責任において本AI機能を利用するものであり、本AI機能を利用したことにより契約者に損害が生じた場合であっても、当社に故意又は重過失がある場合を除き、当社は一切の責任を負いません。
- 本機能に利用する生成AIサービスにおいて情報漏洩等の事故が発生し、それにより契約者に損害が生じた場合であっても、当社に故意又は重過失がある場合を除き、当社は一切の責任を負いません。
- 前各項及び本約款に定める当社の免責条項が、強行法規等により認められない場合であっても、当社は契約者の被った通常かつ直接の損害に限り、かつ当社が契約者より受領済の本サービス利用料の総額を上限として、その損害を賠償する責めを負うものとします。なお、いかなる場合にも間接的、派生的、偶発的損害、特別損害、逸失利益については損害賠償の範囲に含まれないものとします。
第6条(本AI機能の内容変更、提供の中止又は停止)
当社は、当社の判断により、契約者に対して事前に通知することなく、本AI機能の内容の変更、提供の中止又は停止をすることができるものとします。当社は、本AI機能の内容の変更、提供の中止又は停止に基づいて発生した損害について一切免責されるものとします。
第7条(本約款の変更)
- 当社は、次の各号の一に該当する場合、契約者から個別の同意を得ることなく当社の裁量で本約款を変更することができるものとします。
- 本約款の変更が、契約者の一般の利益に適合する場合
- 本約款の変更が、契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、その他の変更に係る事情に照らして合理的なものである場合
- 前項に基づく本約款の変更にあたり、当社は、契約者に対して、変更後の本約款の効力発生日及び変更内容について、事前に通知するものとします。
- 本サービスのウェブサイト又は管理画面上への掲載
- 契約者への電子メールの送信
- その他当社が適切と判断した方法
- 変更後の本約款の効力発生日以降に契約者における1ユーザーが本AI機能を利用した場合、契約者として本約款の変更に同意したものとみなします。
- 本約款の変更により契約者に損害が生じた場合であっても、当社は一切の責任を負いません。
第8条(準拠法及び合意管轄)
本約款に関する準拠法は日本法とし、本約款に関連して生じた一切の争訟については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
附則
- 2024年8月27日
- 制定